豆と自然

コーヒー豆の焙煎、販売の開業を目指す。まだ何も始めていない。コーヒーと山とランニングが好き。

焙煎の流れ

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お盆なのに雨ばかりで退屈ではありますが、ステイホームにはぴったりなのでおうちで出来ることを楽しみたいと思います。

 

じっくり家で自由な時間を満喫できるというのはそれはそれで贅沢なひと時ですね。

 

さて、今回は焙煎のおおまかな流れを備忘録として残しておきます。

使用している焙煎機は直火式の小型のものです。

 

焙煎方法というのは千差万別。焙煎機の種類、性能、豆のコンディション、温度、湿度などあらゆる環境に左右されますが、ここでは細かいところは省いて基本の流れを記載したいと思います。温度や時間に関する記述は焙煎機の種類によって大きく異なりますので注意して下さい。

 

①ハンドピック

 虫食い豆やカビ豆などの欠点豆を取り除きます。

 

②焙煎機の予熱

 火を入れて250℃まで予熱します。250℃に達すると一度火を切り188℃

 度まで温度を落とします。

 

③豆投入

 188℃まで温度が下がると豆を投入します。豆を投入すると焙煎機内の温度

 は70℃程度まで温度が下がります。この下がり切った温度を「中点」と呼び

 ます。

 

④焙煎

 私の場合は中点から100℃までの時間を計測し、100℃を超えると1分ごとの

 温度を記録していきます。

 今日は中点から100℃まで2分、100℃を超えてからの記録は以下の通りで

 す。

 

   1:00    115℃

   2:00    130℃

   3:00    142℃

   4:00    152℃

   5:00    162℃

   6:00    172℃

   7:00    182℃

   8:00    192℃

   9:00    202℃

 10:00    211℃

    11:00    219℃

 

初めの2分は1分で15℃上昇が目安。

その後10℃/分を目安に少しずつ火力を弱めたり、ダンパを少し開けたりして温度を調整します。

 

190℃になると更に火力を弱め、温度上昇を緩やかにします。

 

だいたい198℃前後で一ハゼが起こります。

 

私の場合は浅煎りから中煎りが好みなので二ハゼが起こる前の220℃程度で煎り止めとします。

 

⑤冷ます

 焙煎機から取り出した豆は予熱で煎りが深まっていくため、かき混ぜたり扇

 風機を使って冷ましていきます。

 

 

以上が焙煎のおおまかな流れとなります。

 

豆のポテンシャルを最も引き出せる焙煎方法を見つけるためにこれから引き続き試行錯誤を繰り返していこうと思います。

 

 

コーノ式とカリタ式のドリッパーによる味の違い

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コーノ式名門ドリッパーを購入しました。
 
これまではずっとカリタ式を使用してたので、今回はコーノ式とカリタ式の違いについて、主観的に書いていきたいと思います。
 
はじめに、こんなことを書いてしまうと元も子もないかもしれませんが、初めてハンドドリップでコーヒーを淹れる方は何を選んでも良いと思います。明確な好みがある方は別ですが、どの種類も研究を重ねた末に行きついた形状となっているため、そのドリッパーに適した抽出方法ができていれば美味しいコーヒーは淹れられると思います。
 
ひとつのドリッパーに慣れて来た頃に違った種類のドリッパーを購入し、その違いを楽しんでみると良いでしょう。
 
 
【インデックス】
ドリッパーの種類
 
コーノ式とカリタ式の味の違い
 
まとめ
 

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《ドリッパーの種類》
有名なものは、
 
ハリオ
コーノ
カリタ
メリタ
 
の4種類です。
 
ハリオとコーノは円錐形、カリタとメリタは台形です。
 
世界大会でも御用達のハリオは最も広く使われているのではないでしょうか。
近所のカルディでもハリオのものしか置いてありませんでした。
 
数年前はカリタの物しか置いてなかったような気もするのですが。。
 
 
コーノ式は円錐形の元祖といわれる創業90年以上の老舗、珈琲サイフオン株式会社が製造する物。
コーヒーの味にうるさい方向けにプロに負けないコーヒーの味を!というコンセプトらしいです。(説明書に記載あり)
 
カリタは台形の3つ穴で、数年前までは最もポピュラーなドリッパーでした。
 
メリタはカリタと同じ台形ですが1つ穴しかなく、コーヒーがゆっくりと抽出されるのが特徴です。
 
本体やリブ(ドリッパー内側の凹凸)の形状、穴の数などに違いがありますが、それにより「粉とお湯が接している時間」に違いが生まれ、味が変わるということです。
 
粉とお湯が接している時間が長いと深く苦味のあるコーヒーが抽出されます。
抽出スピードはドリッパーの形状だけではなく、お湯を注ぐスピードでもコントロール可能です。
 
 
《コーノ式とカリタ式の違い》
私はコーヒーを自宅で淹れる様にようになって以来、最近まで約10年間、ずっと台形三つ穴のカリタ式を使っていました。
違うドリッパーでコーヒーを淹れてみてその味の違いを研究したいと思い立ち、コーノ式のドリッパーを購入しました。
 
さて、私が感じたコーノ式とカリタ式の違いは
 
コーノ式はカリタ式と比べて苦味が増し深い味わいになる
 
と言うことです。
 
カリタ式はコーノ式と比べてスッキリとした酸味が際立つ
 
とも言えます。
 
私はコスタリカ産のスッキリした味わいのコーヒーが好きなので、その特徴をはっきり表現できるカリタ式のものが好みでした。
 
コーノ式は買って間も無くお蔵入りとなってしまったわけです。
 
それにしてもドリッパーでこれほどにも味が違うのかと驚きました。
 
 
《まとめ》
好みと豆の特徴にマッチしたドリッパーを選ぶことが重要です。
 
これまでドリッパーではたいした味の変化はないと思っていたが大間違いでした。
 
スッキリとした酸味が好きな私にとってはカリタ式を使うと言うのが最適解だと思っています。
 
味を文章で伝えるのは難しいので、複数のドリッパーを買ってその味の変化を感じるのがベストだと思います。
 
 
 
 
 
 

川崎じもと応援券を使って来ました。

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川崎じもと応援券を購入してきました。
 
10000円で13000円分の応援券が貰えます。
1000円の応援券が13枚綴りになっています。
 
プレミアム率30%はなかなか良いですね。
 
この応援券は全然人気がなくて当初予定していた販売数の5割にも満たないらしいです。
 
大型店で使えないというのが主な理由みたいですが、私の家の近くのスーパーやレストランでは使うことができるので、間違いなくお得だと感じ、購入できる最大冊数5冊を購入しました。
 
この応援券、少し不便な点があります。1冊が1000円券13枚綴りになっているのですが、切り離して使えないとのこと。
 
応援券を購入する際、窓口の女性から注意事項として渡された紙にも確かに書いてありました。
 
「この冊子ごと持ち歩いて、お店の方に切り離して貰わなくてはならないのですか?」と
確認すると、「その通りです」との回答。
 
このキャッシュレスのご時世に冊子ごと持ち歩かないといけないなんて!!と驚きを隠せませんでした。
 
総じてお得だと感じているので、これくらいの不便は我慢しなくては。。と思うのですが、すでに財布すら持ち歩く機会が激減している私にとってはなかなか億劫なルールだなぁ、行政のデジタル化を強力に推進して欲しいなぁと思ったものです。
 
 
昨日、はじめてこの川崎じもと応援券をいつもコーヒー豆を購入させて頂いている豆コネクトさんで使ってきました。
 
オバタというコスタリカの豆200g(1200円)を購入。1000円分は応援券で、残りは現金でお支払いしました。
 
このお店は豆をオーダーした後に焙煎してくれるので豆を受け取るまで少し時間がかかります。その待ち時間にコーヒーとシフォンケーキをサービスで出してくれらのですが、これがまた優しい味わいで本当に美味しいのです。

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もともとはカフェを併設されていたようですが、豆の販売が好調過ぎてカフェ業務に手が回らない為、しばらく中止されているとのこと。
 
豆販売だけで忙しいってなかなかないですよね。それくらいこのお店の豆は美味しくて、焙煎待ち時間に提供してくださるサービスセットが支持を得ているということでしょう。
 
 
結果的に私は生活必需品であるコーヒー豆を2割引(現金換算970円)で買えた上に、美味しいコーヒーとシフォンケーキまで頂いてとても素敵な時間を過ごすことができました。
 
ちなみにこの応援券、ヨーカドーなどの大手スーパーでは使えませんがセブンイレブンなどのコンビニ(フランチャイズに限る)では使えるお店が多くあります。
 
まだ購入されていない川崎市民の方は是非検討してみてはいかがでしょうか。