豆と自然

コーヒー豆の焙煎、販売の開業を目指す。まだ何も始めていない。コーヒーと山とランニングが好き。

コーヒー豆の販売には付加価値が不可欠

f:id:beansandnature:20200607091958j:plain

 
応援している作家さんから手作りアクセサリーを買おう。
 
同じものを買うなら普段お世話になっているあの人から買おう。
 
 
これらはかつての消費のイメージとは少し違いますね。情報にアクセスしやすくなったおかげで物の価値は平準化されてきました。人々はかつて物を買って満足感を得ていましたが消費だけでは満足感を得られなくなってきています。
 
人々は消費のその先を考えています。買ったら終わりではなく、買った先のお店を応援してあげようという気持ちは以前より消費行動に強く影響していると思います。商品を売る人はお客様の「消費を通して何かの役に立ちたい」という思いを付加価値として満たしてあげる必要があります。
 
 
私のお金に対する考えは「貯金や消費という概念を捨てて、循環させることへシフトしていくべき」ということです。
 
循環とは投資を意味しています。ですが投資と表現すると株式や不動産といったイメージのみを持たれてしまうため、あえて循環としております。株式等への投資という意味の他に、思いを共有する仲間の仕事に対して消費という形で支援することや、共感できる事業に対してクラウドファンディングを通じて支援することなどを含んだ意味合いを加えて循環と表現してみました。もちろん自分への投資も含まれます。
 
この循環のリズムを速く、そして規模を大きくすることを目指すべきだと考えます。
 
不足している老後資金2000万円の貯金を目指してはいけません。
 
日本という国はお金がなくても最低限の生活が保証され、医療が保証されています。
もう少し自分の可能性に投資し、チャレンジしても良いのではないでしょうか。
こんなにチャレンジしやすい環境とセーフティーネットの整った国はありません。
 
これまでの価値観から少し脱却した形でコーヒー豆の販売ができたら良いな。