豆と自然

コーヒー豆の焙煎、販売の開業を目指す。まだ何も始めていない。コーヒーと山とランニングが好き。

コーノ式とカリタ式のドリッパーによる味の違い

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コーノ式名門ドリッパーを購入しました。
 
これまではずっとカリタ式を使用してたので、今回はコーノ式とカリタ式の違いについて、主観的に書いていきたいと思います。
 
はじめに、こんなことを書いてしまうと元も子もないかもしれませんが、初めてハンドドリップでコーヒーを淹れる方は何を選んでも良いと思います。明確な好みがある方は別ですが、どの種類も研究を重ねた末に行きついた形状となっているため、そのドリッパーに適した抽出方法ができていれば美味しいコーヒーは淹れられると思います。
 
ひとつのドリッパーに慣れて来た頃に違った種類のドリッパーを購入し、その違いを楽しんでみると良いでしょう。
 
 
【インデックス】
ドリッパーの種類
 
コーノ式とカリタ式の味の違い
 
まとめ
 

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《ドリッパーの種類》
有名なものは、
 
ハリオ
コーノ
カリタ
メリタ
 
の4種類です。
 
ハリオとコーノは円錐形、カリタとメリタは台形です。
 
世界大会でも御用達のハリオは最も広く使われているのではないでしょうか。
近所のカルディでもハリオのものしか置いてありませんでした。
 
数年前はカリタの物しか置いてなかったような気もするのですが。。
 
 
コーノ式は円錐形の元祖といわれる創業90年以上の老舗、珈琲サイフオン株式会社が製造する物。
コーヒーの味にうるさい方向けにプロに負けないコーヒーの味を!というコンセプトらしいです。(説明書に記載あり)
 
カリタは台形の3つ穴で、数年前までは最もポピュラーなドリッパーでした。
 
メリタはカリタと同じ台形ですが1つ穴しかなく、コーヒーがゆっくりと抽出されるのが特徴です。
 
本体やリブ(ドリッパー内側の凹凸)の形状、穴の数などに違いがありますが、それにより「粉とお湯が接している時間」に違いが生まれ、味が変わるということです。
 
粉とお湯が接している時間が長いと深く苦味のあるコーヒーが抽出されます。
抽出スピードはドリッパーの形状だけではなく、お湯を注ぐスピードでもコントロール可能です。
 
 
《コーノ式とカリタ式の違い》
私はコーヒーを自宅で淹れる様にようになって以来、最近まで約10年間、ずっと台形三つ穴のカリタ式を使っていました。
違うドリッパーでコーヒーを淹れてみてその味の違いを研究したいと思い立ち、コーノ式のドリッパーを購入しました。
 
さて、私が感じたコーノ式とカリタ式の違いは
 
コーノ式はカリタ式と比べて苦味が増し深い味わいになる
 
と言うことです。
 
カリタ式はコーノ式と比べてスッキリとした酸味が際立つ
 
とも言えます。
 
私はコスタリカ産のスッキリした味わいのコーヒーが好きなので、その特徴をはっきり表現できるカリタ式のものが好みでした。
 
コーノ式は買って間も無くお蔵入りとなってしまったわけです。
 
それにしてもドリッパーでこれほどにも味が違うのかと驚きました。
 
 
《まとめ》
好みと豆の特徴にマッチしたドリッパーを選ぶことが重要です。
 
これまでドリッパーではたいした味の変化はないと思っていたが大間違いでした。
 
スッキリとした酸味が好きな私にとってはカリタ式を使うと言うのが最適解だと思っています。
 
味を文章で伝えるのは難しいので、複数のドリッパーを買ってその味の変化を感じるのがベストだと思います。