豆と自然

コーヒー豆の焙煎、販売の開業を目指す。まだ何も始めていない。コーヒーと山とランニングが好き。

帯広出張ランニング

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出張では必ずランニングシューズを持って行き、隙間時間を見つけてはその土地の雰囲気を感じながらトリップランを楽しむことにしています。
 
冠雪の日高山脈を望む帯広の地。
 
既に色づきのピークを過ぎた樹木の落葉。地を這いせっせとどんぐりを集める小リスたち。秋も深まり長い冬がもうすぐそこまで来ています。
 
帯広は市街地を除き見渡す限り畑、畑、畑です。その広大さにまず驚き、Googleで調べてみると帯広擁する十勝地方の食糧自給率は1100%に達するとのこと。これは国内においてぶっちぎりの数字であり十勝地方の特色を最も顕著に表していると思います。
 
帯広駅前のホテルに滞在していたので、滞在最終日に朝早く起きて緑ヶ丘公園までランニングしてきました。
緑ヶ丘公園はジョギングコースも整備されており自然の中を気持ちよくランニングすることができます。
 

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公園では散歩や太極拳を楽しむ人たちが集い、思い思いの週末の朝を迎えています。
みんなキリッと冷えた晴天の朝を満喫しているのでしょう。
 
ジョギングコースは落ち葉でふかふかのカントリーコースの様になっている場所や、広大な芝生の上を走れる場所など、一周1200mのコースはバラエティに富んだ走り応えのあるものです。
 
美術館や記念館、動物園、またギネス認定の世界一長いベンチがあったりと旅ランとしては最高のスポットでした。
 
 
さて、ランニングから帰ってきてシャワーを浴びて帰りのフライトまであと3時間もある。
 
前日に取引先のお客さんより「駅前でロードバイクが安くで借りられる」と聞いていたのでサイクリングをすることにしました。
 
出張先でロードバイクを借りられるなんてなんて贅沢!
 

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出張中に蓄えたカロリーを(北海道は美味しいものがたくさんあるのでつい。。)最終日に一気に消費しようと考えていたのに、高橋まんじゅう屋で大判焼を食べたり、六花亭本店でバターサンドアイスを食べたり、結局観光地巡りサイクリングとなり摂取カロリーはプラスマイナス、大幅プラスの出張となりました。
 

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帰ったら多摩川を走ろう。。
 
 

コロナ禍における私のランニング事情

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コロナの流行以降、私の生活で最も変わったことはほとんど走らなくなったことです。
 
世間では巣籠もりによる運動不足解消のためか、走り始める人が増えたように思いますが、私は逆に走らなくなってしまったのです。
 
以前は月120kmは必ず走ることにしていましたが、緊急事態宣言が出た頃から「あまり走りすぎて免疫を落としてはいけない」と思い、ほとんど走ることがなくなりました。
 
 
走らなくなった代わりに散歩に出かけることは多くなりました。
テレワークで一日中家に籠った日には必ず仕事終わりに1時間ほどの散歩に出かけるという新しいルーティンができました。ゆっくり歩く、長時間歩くというのは心に余裕が持ててなかなか良いものですね。
 
さて、走らなくなったこと、家に籠る日が多くなったことで体重はあれよあれよと増えていきおよそ半年で6kgほど太ってしまいました。
 
さすがにこれはいけないと思い、再び走り始めるも3キロ走ってハァハァと息が上がってしまい、なかなかペースが掴めません。以前の様にキロ5分を切るようなペースでは全く走れなくなっていました。
 
大会がなくなり走るモチベーションが下がってしまったので、目標となる大会を作らねばと思い先日湘南国際マラソンにエントリーしました。
 
今回からエントリーシステムを変更したらしく脆弱なサーバーによるシステムエラーが続き、エントリーまでに4時間もかかってしまいました。フルマラソンを走るより時間かかっちゃってもうクタクタ。ネットにはフルマラソンより疲れたなんて声もありました。
 
湘南国際マラソンではタイムは気にせずに楽しく完走することを目標にします。
 
週末に5キロ程度から少しずつランニングを再開し始めたので、最近は心なしか気分も良いです。
 
私にとって走ることはメンタルヘルス上、とても重要なんだと再認識しました。
 
嫌なことがあったら走るというの理にかなっていると思います。
身体的な負荷を与えると、精神的な負荷は少し和らぎます。
 
コロナ禍で心のバランスを崩してしまう人も少なくないようですが、自分なりの心の安定メソッドを確立している人は強いですね。
 
 
今は村上春樹さんの「走ることについて語るとき僕の語ること」を再読しています。
 
走るという行為を通じて村上春樹さんが学んだことについて赤裸々に記されており、内容に痛く共感するとともに、その表現力の素晴らしさに「さすが世界の村上春樹」と感嘆したものです。
 
走るのがしんどいな、面倒だなと感じた時にいつも手にしています。
 
 

コーノ式とカリタ式のドリッパーによる味の違い

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コーノ式名門ドリッパーを購入しました。
 
これまではずっとカリタ式を使用してたので、今回はコーノ式とカリタ式の違いについて、主観的に書いていきたいと思います。
 
はじめに、こんなことを書いてしまうと元も子もないかもしれませんが、初めてハンドドリップでコーヒーを淹れる方は何を選んでも良いと思います。明確な好みがある方は別ですが、どの種類も研究を重ねた末に行きついた形状となっているため、そのドリッパーに適した抽出方法ができていれば美味しいコーヒーは淹れられると思います。
 
ひとつのドリッパーに慣れて来た頃に違った種類のドリッパーを購入し、その違いを楽しんでみると良いでしょう。
 
 
【インデックス】
ドリッパーの種類
 
コーノ式とカリタ式の味の違い
 
まとめ
 

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《ドリッパーの種類》
有名なものは、
 
ハリオ
コーノ
カリタ
メリタ
 
の4種類です。
 
ハリオとコーノは円錐形、カリタとメリタは台形です。
 
世界大会でも御用達のハリオは最も広く使われているのではないでしょうか。
近所のカルディでもハリオのものしか置いてありませんでした。
 
数年前はカリタの物しか置いてなかったような気もするのですが。。
 
 
コーノ式は円錐形の元祖といわれる創業90年以上の老舗、珈琲サイフオン株式会社が製造する物。
コーヒーの味にうるさい方向けにプロに負けないコーヒーの味を!というコンセプトらしいです。(説明書に記載あり)
 
カリタは台形の3つ穴で、数年前までは最もポピュラーなドリッパーでした。
 
メリタはカリタと同じ台形ですが1つ穴しかなく、コーヒーがゆっくりと抽出されるのが特徴です。
 
本体やリブ(ドリッパー内側の凹凸)の形状、穴の数などに違いがありますが、それにより「粉とお湯が接している時間」に違いが生まれ、味が変わるということです。
 
粉とお湯が接している時間が長いと深く苦味のあるコーヒーが抽出されます。
抽出スピードはドリッパーの形状だけではなく、お湯を注ぐスピードでもコントロール可能です。
 
 
《コーノ式とカリタ式の違い》
私はコーヒーを自宅で淹れる様にようになって以来、最近まで約10年間、ずっと台形三つ穴のカリタ式を使っていました。
違うドリッパーでコーヒーを淹れてみてその味の違いを研究したいと思い立ち、コーノ式のドリッパーを購入しました。
 
さて、私が感じたコーノ式とカリタ式の違いは
 
コーノ式はカリタ式と比べて苦味が増し深い味わいになる
 
と言うことです。
 
カリタ式はコーノ式と比べてスッキリとした酸味が際立つ
 
とも言えます。
 
私はコスタリカ産のスッキリした味わいのコーヒーが好きなので、その特徴をはっきり表現できるカリタ式のものが好みでした。
 
コーノ式は買って間も無くお蔵入りとなってしまったわけです。
 
それにしてもドリッパーでこれほどにも味が違うのかと驚きました。
 
 
《まとめ》
好みと豆の特徴にマッチしたドリッパーを選ぶことが重要です。
 
これまでドリッパーではたいした味の変化はないと思っていたが大間違いでした。
 
スッキリとした酸味が好きな私にとってはカリタ式を使うと言うのが最適解だと思っています。
 
味を文章で伝えるのは難しいので、複数のドリッパーを買ってその味の変化を感じるのがベストだと思います。