豆と自然

コーヒー豆の焙煎、販売の開業を目指す。まだ何も始めていない。コーヒーと山とランニングが好き。

コロナ禍における私のランニング事情

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コロナの流行以降、私の生活で最も変わったことはほとんど走らなくなったことです。
 
世間では巣籠もりによる運動不足解消のためか、走り始める人が増えたように思いますが、私は逆に走らなくなってしまったのです。
 
以前は月120kmは必ず走ることにしていましたが、緊急事態宣言が出た頃から「あまり走りすぎて免疫を落としてはいけない」と思い、ほとんど走ることがなくなりました。
 
 
走らなくなった代わりに散歩に出かけることは多くなりました。
テレワークで一日中家に籠った日には必ず仕事終わりに1時間ほどの散歩に出かけるという新しいルーティンができました。ゆっくり歩く、長時間歩くというのは心に余裕が持ててなかなか良いものですね。
 
さて、走らなくなったこと、家に籠る日が多くなったことで体重はあれよあれよと増えていきおよそ半年で6kgほど太ってしまいました。
 
さすがにこれはいけないと思い、再び走り始めるも3キロ走ってハァハァと息が上がってしまい、なかなかペースが掴めません。以前の様にキロ5分を切るようなペースでは全く走れなくなっていました。
 
大会がなくなり走るモチベーションが下がってしまったので、目標となる大会を作らねばと思い先日湘南国際マラソンにエントリーしました。
 
今回からエントリーシステムを変更したらしく脆弱なサーバーによるシステムエラーが続き、エントリーまでに4時間もかかってしまいました。フルマラソンを走るより時間かかっちゃってもうクタクタ。ネットにはフルマラソンより疲れたなんて声もありました。
 
湘南国際マラソンではタイムは気にせずに楽しく完走することを目標にします。
 
週末に5キロ程度から少しずつランニングを再開し始めたので、最近は心なしか気分も良いです。
 
私にとって走ることはメンタルヘルス上、とても重要なんだと再認識しました。
 
嫌なことがあったら走るというの理にかなっていると思います。
身体的な負荷を与えると、精神的な負荷は少し和らぎます。
 
コロナ禍で心のバランスを崩してしまう人も少なくないようですが、自分なりの心の安定メソッドを確立している人は強いですね。
 
 
今は村上春樹さんの「走ることについて語るとき僕の語ること」を再読しています。
 
走るという行為を通じて村上春樹さんが学んだことについて赤裸々に記されており、内容に痛く共感するとともに、その表現力の素晴らしさに「さすが世界の村上春樹」と感嘆したものです。
 
走るのがしんどいな、面倒だなと感じた時にいつも手にしています。